バイク 危険

郵便局時代のバイク事故(1回目)

初めてバイクの事故をおこしてから数年がたっていました。

 

この時私は郵政省時代の郵便局で働いていました。
そして外務の配達の仕事を主にしており最初の局ではほぼバイクのみで仕事をしていました。

 

乗っていたのは90ccの郵政カブと50ccの普通の配達用のカブです。
(後者は新聞屋さん使用に後ろに大きなかごをつけたもの)
基本的には90ccの郵政カブでしたが人の配置や郵便物の量で乗るバイクが変わってました、
あまりにも郵便の量が多かったり重たいものが多い日は山のある地域に90ccを取られたり、
課長代理(偉い人?)が外に出るからバイク貸せとか言って無理やり50ccにさせられたり

 

そんなことはどうでもよくて・・・

 

やはり事故は突然やってきます・・・毎日朝の朝礼では危険予測の予習をします。
実際の写真や交通状況の絵などが複数用意してあり
それを見てどこに危険があるか?それを回避するためにはどうしたらいいのか?
などを毎日トレーニングとして出勤時に行います。

 

それでもやはり事故はやってくる時があります。

 

そういえば昔はアルコールチェックとかはしてなかったですね

事故を起こした日

カブの運転にもなれてきた数年後 その日は突然やってきました。

 

結論から言うと、この事故の原因の原因はcb400の時の事故と同じく
時間へのあせりでした。

 

この日はオフィス街の配達をしており事故を起こした時刻は
昼の12時少し前です

 

乗っていたのは普段あまり乗らない50ccのカブでした。
いつもの90ccと比べるとパワーもなく少しイライラしていたかもしれません。

 

オフィス街はビルがいくつも並んでおり当然会社が複数入っています。
この地域を担当してから数年がたっていましたので、
どの会社は12時までにいかないと速攻で郵便が届いてないと電話がくるとか、
12時すぎても誰かしら待機しているので昼休みは関係なく配達できるとか

 

ほぼ把握しているので12時近くなると配達の順番を自分で変えて
回るのですが時間がぎりぎりになりすぎて頭の中で道順やどこが先にいかないと
いなくなるとか運転しながら一瞬気を取られて左側の駐車場から出てきた車に
気付くのが遅れて衝突してしまいました。

 

事故は4:6で私が4だったのですが時間を気にしていたほんの数秒
気付くのが早ければ避けられた事故だったと思います

 

書類上は前方不注意と書きましたが時間に余裕があれば
それだけで避けられた事故でもあると思っています。

 

ちなみにこの時、すぐ近くに班長(一般的には係長にあたる役職の人)がいたので
事故を起こしたことを告げ 
まだ配達しなければいけない郵便物も少し残っていると報告したのですが
この人は昼ご飯食べる時間がなくなるからとか言って局に帰っていきました。

 

 

この事故での怪我と精神的苦痛

バイクの左側にほぼ直角に車の右前方から衝突されたのですが体に直接車はあたらなかったので転倒時の打撲だけですみました。

 

それでも数週間はあざが消えませんでした。

 

事故を起こすと書類関係の山を書くことになります。
分刻みでどこからどこに向かう途中で何時何分に何丁目何番から何丁目何番に向かう途中・・・・
など繰り返し同じようなことを何枚も書きます

 

物凄い精神的にしんどくなります。
翌日には100人以上いる朝礼で吊し上げ決定です。

 

ここで罵声をあびながら反省を誓います。
担当の課で説明反省(吊し上げ)
総務課で説明反省 
(某大手企業の日勤教育を思い出します)

 

もちろん原因の原因は(時間によるあせり)自分の中で封印して
前方不注意でした申し訳ありません。とひたすら反省です。

 

仕事中の事故は精神的にもあとから追い詰められます(まあ職場によると思うが)

 

なんだかんだ言っても結局は自分の注意力不足ですので言い訳はできないのでバイクに乗っているときは運転に集中するのがいかに大切かと思いしらされました。

集中できない時の対策

運転していると、何か他のことが気にかかって無意識運転している事が
あるのではないでしょうか?

 

無意識運転と言っても意識はあるのですが・・どちらかというと
身体が勝手に運転しているみたいな感じですかね。

 

そういう時が事故を起こしやすいので自分で

 

「あ、今 意識が運転から離れてた」

 

と思ったら運転作業を口に出してみてください

 

目に写る交通状況を意識して声に出すのです。

 

「信号青」
「歩行者なし」
「右よし左よし」
「前方車 減速」 
「ミラーよし」
「歩道に子供あり」 などなど  

 

これだけで自分の意識のすべてを運転にもっていくことができます!

 

時間がなく焦っている時には特に

 

「声に出すこと」

 

を意識して運転してみてください
きっと違いがすぐにわかると思います。

まとめ

事故は突然やってくる

 

気持ちが何かに持っていかれる時は
交通状況を声に出して運転に集中する

 

事故を起こすと精神的にも苦痛がまっていることもある
(吊し上げ)

 

班長は班員の事故よりお昼ご飯


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